作家紹介作家紹介

­金工芸作家

金を専門とする工芸家は、国内に数人しかいません。金を扱う高い技術と信頼、そして豊かな感性が求められるからです。美しい作品の向こうにあるのは、代々受け継がれてきた「金」の技と心。職人のこだわりと金工芸の魅力についてご紹介します。

奥山峰石 <重要無形文化財保持者(人間国宝)>

60年以上にわたり、金工芸の道を歩み続け、独自の美しい世界を描く「金工象嵌(きんこうぞうがん)」の技術と作品により、人間国宝に認定される。鍛金の技術を伝えるため、後進の育成にも努めている。

昭和12年山形県生まれ。
鍛金家の笠原宗峰氏に弟子入り後、田中光輝氏に師事。
昭和59年から数々の賞を受賞。
平成7年、重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定。
平成9年、紫綬褒章を受章。

石川光一 <石川工房三代目>

皇太子ご成婚の記念品、大相撲の金杯など、日本を代表する鍛金技術で知られる石川工房。その三代目として、江戸時代からの伝統を守りながら、時代を映す新たな作品にも挑み続ける。

昭和24年、石川清太郎氏の長男として浅草に生まれる。
18歳の時、金工芸家の武藤正氏に入門。
金工細工を習得した後、祖父、伯父、父から技法を学び、新しい作品を創り出す。
昭和63年、東京都知事賞受賞
内閣総理大臣賞受賞

石川広明 <石川工房五代目>

若くして才能を開花させ、石川工房の代表の座を引き継ぐ。確かな技術と新たな発想で、次々と発表する作品は多くのファンを持つ。

昭和55年、石川光一氏の次男として浅草に生まれる。
平成11年、伯父のもとで金工芸の技法を習得。
初めての作品が金銀創作展で台東区長賞を受賞。
平成13年から、人間国宝の奥山峰石氏に師事。